大鹿村中央構造線博物館



中央構造線の両側でちがう作物

中央構造線外帯の三波川変成帯や秩父帯の地質は、豆類の栽培に適しています。 大鹿産の大豆は、江戸時代から味の良さが知られていました。特に、大鹿村原産の「中尾早生」は、大鹿村中尾地区の泥質片岩の傾斜地の畑が産地の大豆です。

美濃屋豆腐店では、「中尾早生」で作った大鹿豆腐を売っています。(店内で食べることができます。)

塩の里直売所や、道の駅歌舞伎の里大鹿では、大鹿産大豆のみそ・しょうゆをはじめ、地元産農産物の加工食品を販売しています。

 

一方、内帯側は、松茸がよく育つことで知られています。ただし、大鹿村では、内帯側は、ものすごい急斜面ですので、松茸を採りに行くのは命がけの行為です。