大鹿村中央構造線博物館



TK-NO07m1-01-クロスポーラ

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石英は完全に細粒多結晶化している.再結晶石英の粒径は,右下の斜長石ポーフィロクラストに囲まれた多結晶石英プールのような部位で計測する.最大粒径が0.5mmを超える石英粒子は見られない.外形は正多角形に近いPタイプである.石英の細粒化がここまで進んでも,原岩がトーナル岩質の場合には,角閃石や斜長石と同程度の粒径を保った黒雲母が多数残存している.

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