大鹿村中央構造線博物館



NO.7マイロナイト

「縞状含ざくろ石花崗閃緑岩源マイロナイト」
Mylonite derived from garnet-bearing banded granodiorite
中央構造線からの距離560m

  露頭面には,互いに平行な多数のへき開面が発達しているが,へき開面とマイロナイト面構造は斜交している.

No.7縞状含ざくろ石黒雲母花崗閃緑岩源マイロナイト(縞状部)

試料番号00000107(中央構造線からの距離560m)

  黒雲母と斜長石に富むトーナル岩質の優黒部と,カリ長石と石英に富む花崗岩質の優白部が互層状にくりかえす,縞状の花崗閃緑岩が原岩であると考えられる.トーナル岩質部分には塑性変形しない斜長石ポーフィロクラストが多量に残存している.一方の花崗岩質部分はひじょうに流動的な見かけを呈している.

偏光顕微鏡写真(画像をクリック⇒拡大)

 

ざくろ石を含むが,白雲母は見られない.細粒化した石英の帯が,ざくろ石と斜長石のポーフィロクラストの間を縫うように 発達している.

No.7縞状含ざくろ石黒雲母花崗閃緑岩源マイロナイト(優白部)

試料番号03122307(中央構造線からの距離560m)

  橙色のざくろ石(ガーネット)が目立つ.

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  ざくろ石に脆性破断が見られる.カリ長石周縁にミルメカイトが見られる.

No.7-1角閃石黒雲母トーナル岩源マイロナイト

試料番号03122308(中央構造線からの距離550m)

原岩がトーナル岩質の場合,流動的な組織があまり発達しない.

偏光顕微鏡写真(画像をクリック⇒拡大)

 

  角閃石と斜長石のポーフィロクラストに富む.黒雲母も外形を保っているものが多い.石英は完全に細粒多結晶化している.

 

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