大鹿村中央構造線博物館



NO.5マイロナイト

「破砕・変質したポーフィロクラスティックマイロナイト」
Brecciated and altered Porphiroclasitic mylonite granodiorite
中央構造線からの距離320m

 

  このルートで最も新鮮な露頭.ポーフィロクラストが肉眼でも明瞭に判別できる.弱いカタクラスティックな重複変形を受けている.黒雲母が変質して緑泥石に変わっているために淡緑色を帯びている.

No.5+1弱カタクレーサイト化した斑状(ポーフィロクラスティック)マイロナイト

試料番号0312231901(中央構造線からの距離330m)

 中央構造線に近づくとともに,脆性変形を受けるようになる.この脆性変形は,マイロナイト組織を切って発達しており,深部でマイロナイト形成後,低温の浅部へ上昇した後に,再び剪断変形を重複して受けて形成されたと考えられる.
  黒雲母は変質し,緑泥石に変わっている.破断面は無色鉱物,緑泥石,炭酸塩鉱物にそれぞれ充填されている.

No.5+1偏光顕微鏡

 

  中央の斜長石ポーフィロクラストは,左上から右下へ連続する 破断面により,細粒基質とともに破断されている.破断面は無色鉱物(おそらくカリ長石)に充填されている.この構造は,右上から左下へ連続する炭酸塩鉱物に充填された破断面に切断されている.

 

  緑泥石脈と炭酸塩鉱物脈が見られる.

No.5弱カタクレーサイト化した斑状(ポーフィロクラスティック)マイロナイト

試料番号03122318(中央構造線からの距離320m)

黒雲母は緑泥石に変質

 

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