大鹿村中央構造線博物館



カタクラスティックな重複変形

No.5+1弱カタクレーサイト化した斑状(ポーフィロクラスティック)マイロナイト(黒雲母は緑泥石に変質)
試料番号0312231901(中央構造線からの距離330m) 

fig17a,b,c

No5+1露頭からの試料No.03122319(fig17)は,後生的なカタクレーサイト変形を受けている.マイロナイト面構造は保たれているが,脆性変形にともなう緑泥石脈や方解石脈が形成されている.
  細粒基質の黒雲母が変質して緑泥石化し,岩石全体が灰緑色を呈している.マイロナイトの基質が無色鉱物の量比が多いにもかかわらず暗色を呈するのは,基質中の細粒黒雲母によるものである.細粒黒雲母の多くが緑泥石化すると,基質は淡色になるとともに緑泥石のために緑色を帯びるようになる.

No.3+1斑状(ポーフィロクラスティック)マイロナイト源カタクレーサイト
試料番号03122323(中央構造線からの距離220m) 

fig18a,b,c

  No.3+1露頭からの試料No.03122319(fig18)は,ポーフィロクラスティック・マイロナイトを原岩とするカタクレーサイトである.鏡下では,破砕岩片内部に、プレッシャー・シャドゥをもつポーフィロクラストと細粒基質からなるマイロナイト組織が確認される.

 

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