大鹿村中央構造線博物館



TK-NO13-04-下方ポーラ00

画像をクリック⇒試料台が90°回転(褐簾石と黒雲母の色が変わる) 

※褐簾石(allanite) ),黒雲母(biotite)
  黒雲母の場合,結晶のへき開の方向に振動する光の吸収は強く ,濃い色を示す.へき開に直交する方向に振動する光の吸収は弱く,淡い色を示す.これらの色を,それぞれ軸色と呼ぶ.
  このWEB展示室では,薄片を通過する光の振動方向を写真の長辺の方向に設定して撮影している.この写真では,BT記号を付した黒雲母では,黒雲母のへき開と直交する向きに振動する偏光が通過しているので,淡い軸色が現れている.
  薄片を90°回転すると,濃い軸色が現れる.

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