大鹿村中央構造線博物館



城の腰露頭

最新情報

【2019/06/02最新情報】昨年の大雨の影響で、国道の露頭入り口から、露頭までの歩道が大変荒れており、迷いやすい状態です。道案内の看板も倒れている状態で、今後整備予定です。行かれる方は十分お気をつけください。

設備

  • 駐車場なし。歩道入り口に1台のみ停車可能。
  • 現地に簡易な解説板あり。

 

広域マップ、露頭周辺マップ

博物館岩石園から南に見える下青木断層鞍部の直下で、地主の木下良明さんが露頭を掘り出しました。

 

交通

  • 中央構造線博物館から露頭入り口まで車で2分(1km)。徒歩10分。
  • 露頭入口から徒歩15分。

 

見所

  • 博物館岩石園から南側を眺めると、木が繁っていてわかりにくいですが、城の腰の断層鞍部と断層丘陵の地形が見えます。

  • 露頭入り口から小道を上がっていくと、右側(西側)に領家帯のカタクレーサイト(破砕岩)が露出しています。
  • さらに進んでいくと、左手に巨大な緑色岩の転石があります。この巨大転石が、どこから滑ってきたのか不明ですが、中央構造線より赤石山脈側の石であることは確かです。明治時代に、夜半に大音響を発して2つに割れたといわれています。写真に写っているのは、その片割れ。割れ目の水平部分に落葉が積もっているが、小規模な宴会ができる程の大きさです。

 

  • 急坂を登ると、露頭があります。この露頭では、外帯側の蛇紋岩と、内帯側の花崗岩が破砕した岩が接しています。断層面が上の方で低角になっているのは、地表部が地すべりで動いたからかもしれません。詳しい記載は中央構造線露頭の「城の腰小露頭」の紹介ページを参照ください。
  • 露頭からさらに斜面を上りきったところが断層鞍部です。断層鞍部から、断層丘陵を通って戻って来られるように道が作られています。城の腰露頭は小規模なものですが、断層鞍部地形と断層の関係がセットで分かる貴重な露頭です。

 

備考

  • 現地周辺の歩道は、急坂になっています。足元には十分お気をつけください。
  • 現地露頭は大変崩れやすく、大雨のときは土砂が流出して危険です。事前に博物館まで、露頭の状況をお問い合わせください。
  • 城の腰露頭は、2000年と2001年の「露頭さがし」観察会で位置が明らかにされ、2001年冬に木下さんが機械を雇って掘り下げ、2002年の「露頭さがし」観察会でクリーニング整備したものです。

2002年5月12日のクリーニングの後、露頭の観察中。