大鹿村中央構造線博物館



I03マイロニティック・レプタイト

レプタイト(流紋岩質変成岩)が弱マイロナイト化している.原岩の石英斑晶がポーフィロクラスト様に残存.しかし,鏡下では多結晶集合体に変わり始めていることが観察できる.
(標本提供:高木秀雄早稲田大学教授)

標本番号 LM
採取地 富山県下新川郡宇奈月町栗虫
岩石名 マイロニティック・レプタイト
主要造岩鉱物 黒雲母,白雲母,カリ長石,斜長石,石英
副成分鉱物 磁鉄鉱
ポーフィロクラストを構成する鉱物 石英(多結晶化),カリ長石,斜長石
特徴 原岩の大型石英斑晶が弱マイロナイト化しつつも,外形を保っている.
推定される原岩 レプタイト

 

切断研磨面(XZ面)

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切断研磨標本

 

偏光顕微鏡観察(XZ面)

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×10,下方ポーラー ×10,クロスポーラー

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