大鹿村中央構造線博物館



N03-01-x10下方ポーラー

スケールバー:0.5mm,下方ポーラー,Hb:角閃石,Bt:黒雲母,Pl:斜長石,Qz:石英
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優黒部は,斜長石,石英,角閃石,黒雲母,黒雲母が変質した緑泥石で構成されている.カリ長石は,きわめてわずかしか含まれない.

角閃石と斜長石は,長軸が縞状構造の方向に対し低角に傾いた状態で配列しているものが多い.傾きの方向は,時計回りと半時計回りのどちらも同等で非対称構造は見い出せない.黒雲母および黒雲母から変質した緑泥石は,長辺0.5mm~1.5mm程度の片状または湾曲した板状を示し,斜長石の間を縫うように網状に配列している.

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