大鹿村中央構造線博物館



N10-01-x10クロスポーラー

スケールバー:0.5mm,クロスポーラー
画像をクリックすると,下方ポーラー像に変わります.

マイロナイトの細粒基質に由来するとみられる細粒部の粒径は20μmほどである.マイロナイトに由来する組織を切って,多数の剪断面が発達している.剪断面に切られたポーフィロクラストも多い.斜長石ポーフィロクラストの中には,破砕され,微角礫集合体のような見かけを呈するものもある.黒っぽい基質の部分には緑簾石類や変質鉱物が多量に生じている.一部に脈状の方解石や,ポーフィロクラストを置換したような方解石が見られる.

⇒「N10ポーフィロクラスティック・マイロナイト源カタクレーサイト」に戻る